近年、増えているといわれる不育症。
流産を繰り返す原因といわれますが
不育症ってそもそも何・・・?
流産を繰り返す確率と
不育症の原因・検査で分かることについてお話します。
こんにちは!
流産後の妊活専門
ママナル妊活コーチ
越井智美です。
流産を経験したからこそ
もう繰り返したくない!
そう思った時に、不育症じゃないかどうかを心配する方は多いです。
私もその一人でした。
流産を繰り返す確率
流産の原因の8割異常が”染色体異常”です。
染色体異常が偶然重なって流産する場合と
母体に原因があって流産が繰り返し起こる場合があります。
<確率>
1回目:15%
2回目:5%
3回目:1〜2%
不育症とは?
流産や死産の経験が2回以上あること。
流産2回以上繰り返すこと=反復流産
流産3回以上繰り返すこと=習慣性流産といいます。
不育症の原因は?検査でわかること
不育症検査をしても
リスクが特定されないことが65%!!
不育症でも不育症でなくても
すべての女性に流産する可能性はあります。
また、不育症と診断されても
適切な治療をすることで妊娠出産できる方は多くいます。
そのため、
2回以上流産を繰り返した場合は
不育症の検査を受けて
赤ちゃんを育めない原因はないか調べることをおすすめします。
不育症の原因として主な4つの項目についてお話します。
不育症の原因1:血の塊ができやすい
血の塊ができると血液が流れにくくなります。
そうなると、
赤ちゃんへ栄養を送る血液が十分に送れず成長できません。
不育症の原因2;甲状腺機能低下症
受精卵を育み
妊娠を維持するためには
通常より多くの甲状腺ホルモンが必要です。
そのため、甲状腺機能が低下している状態は
ホルモンが不足しているため赤ちゃんを育めない原因になります。
不育症の原因3;子宮の形・筋腫
子宮の形がハートだったり
内膜の内側に筋腫と呼ばれるコブがあると
赤ちゃんを育みにくくなります。
不育症の原因4;夫婦の染色体異常
生まれつき染色体に異常があっても
健康上の問題がなく過ごせてる夫婦の場合
染色体異常による流産の可能性が高くなります。
妊娠出産は奇跡の塊。
原因がわからないことの方が多いです。
流産を2回繰り返した場合は
・検査を受ける
・流産を繰り返さないための身体つくりをする!
この2つに尽きます。
流産を繰り返したら・・・と想うと
不安になるし悩みますよね。
不育症について理解しつつ
ぜひ、日々の暮らし・心・食事を整えてくださいね。