妊活に冷えは良くないと聞くけど
どうして良くないのか?
妊娠出産できる身体になるための
冷え対策と間違った温活法についてお伝えします。
こんにちは。
流産後の妊活専門
ママナル妊活コーチ
越井ともみです。
夏から秋の変わり目は
「冷え対策が一番重要」と言われます。
寒さが日を増すごとに
手足の冷えや、お腹周りの冷えを感じるという方が
多くなる時期だからです。
子宮と卵巣が冷たい環境が嫌いな理由とは?
冷えている状態は
血管がギューと狭くなっています。
そのため血液が流れにくくなります。
血管は心臓に近いほど太くそこから枝分かれをして
手足に向かってどんどん細くなっていくので
血管が狭くなると手足の細い細い血管まで
血液が行き届かなくなります。
子宮や卵巣も
手足同様に細い細い血管の集まりなので
手足が冷えている状態
=子宮と卵巣へ血液が行き届いていない
ということになります。
血液はホルモンや栄養を運んでくれているので
冷えて血液が行き届かないと
子宮と卵巣は栄養とホルモン不足になります。
結果どうなるかというと・・・
✔卵子が育たない。
✔内膜が育たない
✔ホルモンバランスが乱れる
そして・・・
✔生理不順
✔妊娠しにくい
✔流産を繰り返す
となります。
子宮と卵巣には
温かいたっぷりの血液が必要です。
そのため、
温かい血液が全身へたっぷり巡らせることが重要なのです。
今日から始められる冷え対策!4選!
冷え対策に治療法はありません。
基本的には「身体を整える」ことで
改善していきます。ご紹介しますね。
対策1:筋肉をつける
筋肉は熱をつくる発電所!
なんと40%の熱が作られてます^^
とくに太ももの筋肉が大きいので
スクワットがおすすめです。
対策2:睡眠をとる
1日の中で最も血流が良くなる時間は睡眠中です!!
22時〜2時の間がホルモンが活発に作られる
”妊活ゴールデンタイム”なので
22時にはお布団に入り7〜8時間眠りましょう^^
対策3:保温する
「首」がつく手首、足首、首を冷やすことは厳禁です!
なぜなら、
太い血管が通っているので
冷えちゃうと全身を内側から冷やすことになるからです。
過度に温める必要はないですが
靴下を履いたり1枚羽織って保温しましょう!
対策4:冷たいものを控える
体温(37度)以下のものや
暑い時期や地域で食べるものは身体を冷やします。
✔生野菜→加熱する
✔身体に合った旬のものを選ぶ
こんな風に少しの意識を積み重ねて
内側から温めるものを食べていきましょう!
間違った温活法とは?
冷え対策のつもりが
効果がないことをしていた・・・
そんなことにならないために
気をつけたいポイントもお伝えしますね!
①半身浴→全身浴
全身浴で身体の体温をグッと上げましょう^^
基礎体温アップにも繋がります。
②長風呂→20分以内
お風呂でせっかくのリラックスモードになっても
長く浸かることで興奮モードになってしまい血流が悪くなります。
③夜の運動→昼間へ
昼間は活動。
夜はリラックス&お休みモードで過ごす。
というメリハリある生活を送ることで
自律神経が整い血流が良くなります^^
④加温→保温
暑いのに腹巻きやホッカイロは必要ありません。
冷えないよう”保温”することが大事です。
いかがだったでしょうか?
冷え対策には
日々の暮らしを整えてコツコツと積み重ねていくことに尽きます。
妊活に冷えは大敵です。
身体の内側・外側から温めて
子宮と卵巣が喜ぶポカポカの身体を作っていきましょう!