妊娠したと思ったら
赤ちゃんの成長が止まっていた・・・
まだお腹にいるのに流産ってどういうこと?
稽留流産の原因、確率から
手術の流れまでをお話します。
こんにちは。
流産後の妊活専門
ママナル妊活コーチ
越井 智美です。
稽留流産とは?原因と確率について
稽留流産とは
出血や腹痛などの症状がないのに、
超音波検査で赤ちゃんの成長が止まっていると診断されるもの。
実は流産は
妊娠した女性の約4割が経験しています。
中でも稽留流産は最も多いといわれています。
原因は染色体異常がほとんど。
受精卵の染色体に異常があることで
赤ちゃんの成長が止まってしまうのです。
なので
"自然淘汰"という言葉でも表現される通り
あなたには原因がない場合がほとんど。
自分自身を絶対に責めないでくださいね。
【稽留流産の確率】
20代〜34歳・・・15%
35〜39歳・・・25%
40歳以上・・・51%
卵子や精子は年齢を重ねると傷ついてしまい
染色体異常が増えます。
そのため
稽留流産の確率は年齢とともに増加します。
稽留流産後の処置はどうすればいい?
稽留流産と診断されたら
赤ちゃんをお空へ帰さないといけません。
そのための方法は大きく2つあります。
①自然排出
②手術
メリットとデメリットをお伝えしますね。
①自然排出
赤ちゃんが自然に出てくるのを待つ方法です。
<メリット>
・子宮に傷がつかない
・手術による身体の負担がない
<デメリット>
いつ出血・腹痛が起こるか分からない。
②手術
<メリット>
いつ出血・腹痛が起こるかという心配がない
<デメリット>
子宮内膜深くに傷がついた場合
その部分だけ内膜が作られなくなり
その後妊娠しにくくなるリスクがあります。
自然排出を待つ間の心の負担・・・
手術が怖い・・・
色んなお気持ちでいっぱいだと思います。
正解はないので、
・お仕事の予定
・身体と心の状態
を見ながら主治医の先生とよく話し合って決めてくださいね。
1度授かった命とのお別れは
本当に辛くて苦しい…
そんな思いでいっぱいだと思います。
流産の原因はあなたではないので
自分を責めず、身体と心を休むことを優先に
今後どうしていくのかを決めていってくださいね。